- いっしょう
- I
いっしょう【一升】升を単位とした一単位の量。 約1.8リットル。→ 升~入(イ)る壺(ツボ)〔一升入りの壺(壺のかわりに「瓢(フクベ)」「袋」などもいう)には一升以上は入らない意〕(1)ものにはそれぞれに応じた限度があることのたとえ。(2)同じものはどこへ出しても同じであるというたとえ。IIいっしょう【一将】一人の将軍。~功成りて万骨(バンコツ)枯る〔唐の曹松の詩「己亥歳」の一節から〕一人の大将の功名は, 多くの兵士が戦死して骨を戦場にさらした結果である。 一人の成功者の陰で, 多くの犠牲者が忘れられがちなのを戒めていう。IIIいっしょう【一生】(1)生まれてから死ぬまで。 生涯(シヨウガイ)。 副詞的にも用いる。
「~を送る」「研究に~をささげる」「~を棒に振る」「御恩は~忘れない」
(2)やっと命が助かること。「九死に~を得る」
(3)同じ親から生まれること。「イップク~ノ兄弟/日葡」
→ 一生のIVいっしょう【一笑】(1)ちょっと笑うこと。 ひと笑い。 一噱(イツキヤク)。「破顔~」「嫣然として~する/婦系図(鏡花)」
(2)笑いの種にすること。 一噱。~に付・す笑って問題にしない。「提案は~・された」
~を買・う他人の笑いものとなる。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.